【旅】タイ・カンボジア part.3




日本からたった6時間。たったそれだけしかかからないのに。
空気が違う。味付けが違う。売っているものが違う。
何より人間が違う。

カンボジアとタイではまた、人が違う。

カンボジアの商売人はインド人みたいだった。みんな英語を話せるし、日本語だってなかなか。

親切で話しかけてくるのか、ぼったくるために話しかけてくるのか、分からない。
商売っ気が強くて、チップを要求してくる。

インドと同じで、誰を信用して、誰がいい人なのか分からない。

インドのがひどいけれど。


タイとカンボジアの国境でひともんちゃく。

カンボジアのVISA取得を手伝おうとする人が、政府の観光スタッフなのか、ぼったくりなのか判別つかない。最初は、みんな疑いの目。


「VISAもってる?」

「あるよ。(嘘)」

「ターミナルまでこのバスだよ。」

「嘘だろ!」(実際はこの人は本当の事を言っていた。)


こいつにツアー組まされるんじゃないかと疑う。

結局VISAの取り方を教えてくれて、アンコールへのバスターミナルにつれてってくれた。

でも、ツアーを組ませるのでもなく、たんに一人1ドルのチップを要求して帰っていった。

だれが正しい?人なの? 

価値観を壊される経験っていうのは、途上国旅行の醍醐味。


タイにはカンボジアと比べて何とも猥雑な場所が多かった。
バンコクは東急や伊勢丹もあるハイソなところと、猥雑チープな町が混じったクアラルンプールそっくりな街。そしてパタヤの夜はドキツイ赤や緑のイルミネーションたっぷり。


だが、パタヤ沖のラン島はずば抜けて良かった。

スコールの中、離島の海で泳げたから。

普段は観光客がその下で寝そべるパラソルを、一気に吹き飛ばすような強風が吹き。激しい雨が横殴りになる。風が白波をたててうなり、波は高まり、透き通った海がにごりだす。

もちろん泳ぐ。雨が痛い。「ショーシャンクの空に」のパッケージ写真みたいだ。

東南アジアの自然を五感で感じる。とくに触感で。

雨粒がデカイのか、風で威力が増しているのかで、本当に痛い。

そして、
パタヤは、是非「飛天空芯菜」という中華料理屋へ。
テレビも出てるらしく、250バーツ(700円)払うと、こちら側で料理した空芯菜を15メートルくらい離れた道路の反対側に飛ばしてくれるw
そしてこの炒めた空芯菜が、本当においしい。

あとは、ゴーゴーバー。ひたすら町中、ゴーゴーバー。
それ目当ての欧米人多数。むらがるタイ女性。

ちなみに一番最後の写真がバンコクで有名なナナプラザという日本大使館近くの複数のビルが全てゴーゴーバーという巨大施設です。


こんな感じで、それ以外は普通にアユタヤやバンコクで観光もしつつの旅でした。

タイはやっぱり東南アジアで一番楽しい国です。

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