【旅】モンゴル遊牧民ホームステイ&インターン part2









引き続き、モンゴル遊牧民ホームステイ&インターンについて!

2.仕事
家畜の放牧と穀物栽培で、わずかな収入を得ている、ほぼ自給自足に近い形みたいです。家畜の放牧は、朝家畜を放して、夕方また集めるだけで、昼は基本みんなダラダラしてました。自分もイメージと違い残念。だから実際ヒマな訳です。

そんな遊牧生活で一番の衝撃は、

自分たちの食べるヤギを捕まえたこと!

ベェーー!と泣き叫ぶヤギの足を縛って車に載せる。遊牧地からゲルに向かう車でも泣き叫ぶヤギ。ゲルが近づくにつれ、ベェーーー!の声が大きくなる。
このヤギは、もしや自分がどうなるか分かってるのか????と辛くなって、シートの後ろの泣き叫ぶヤギを見れませんでした。

3.食
これはリアルきつかった。遊牧民は保存食ばかり食べるようで、すべての味付けが極めて塩気が強いです。というか塩気がきつすぎて食べれません。
なぜかミルクティーも塩っぱいです。最初は砂糖と塩を間違えたんじゃないかと思うほど。最後は普通に慣れてしまったけれど。
保存されて塩っぱいヤギの肉とジャガイモ、人参がローテション+塩っぱいミルクティーです。
モンゴルの都市ではマトン(羊)ばかり食べてうんざりだったけれど、遊牧民はヤギしか食べてませんでした。マトンは実は高級なのかもしれません。

このミルクティーは万能で、ひたすらこれに何かを入れて食べます。初日はいきなりミルクティーにヤギの肉を入れられました。想像つきませんよね?ミルクティーにヤギの脂が浮いてるのを、無理して流し込んで笑顔で、good!と言う自分。

他にも揚げ菓子、うどんも入れて食べていました。

二日目の夜は、ヤギを一匹解体しての豪華な料理。
内蔵は客に対しての一番のごちそうらしい。内蔵のソーセージは口にいれた瞬間に、吐き気が。レバーはおk。意味不明な内蔵が沢山ならびます。
普段はホルモン好きにも関わらず、吐き気ばかりもよおします。

もう一品は、ヤギの胃に赤身と野菜+焼き石を入れての遊牧民料理。胃の中で焼き石によって焼き、蒸された肉と野菜が絶妙にうまい!これにピクルスとパンを添えれば、最高!

他にもヤギの乳チーズやヨーグルトを食べたけれど、ヨーグルトは秀逸!新鮮なのか、くさみもない。

4.気候
9月の終わりでしたが、初日は雪が降りました。本当に寒いです。ゲルは比較的暖かい程度です。
極度に乾燥がひどくて、普段はリップ要らずの自分でもパリパリで、唇が死にそうです。
ただ、空気は澄んでいるし、草原に出れば、音が何もない世界があります。
夜は月が出てくる光が街の光に見えるほど明るく、朝日で草原全体が紅くなるのは圧巻です。草原には何もないため、距離感がまったく掴めず、近いと思っていたゲルがむちゃくちゃ遠くにあったりします。



あぁ

本当は、沢木耕太郎みたいな旅行記が書きたいのに。。。。
なんか羅列的、分析的になってしまう。

コメント

  1. 旅行記楽しんでるよー次こそは小説風だな!
    ジン君ストックホルムも来たらしいねw

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