【本】「知の衰退」からいかに脱出するか?

「知の衰退」からいかに脱出するか?




大前研一作。
一時期はまっていた大前本。
久しぶりに呼んだ作品は外れ。


これじゃあ言ってることが、日和見的コメンテーターと同じ。
国家経営をコンサルしてくれー
大前の提案を読みたいというマーケットニーズはそこまで大きくないのか?
データに基づく緻密な分析と大胆なアイデア、国際的な知見を吸収したいのに。


唯一面白かったのは、MRIの試算。
ゼロ金利政策により失われた家庭の利子所得は、283兆円。
そしてこの失われた利益はどこへ消えたのか?
単純に、銀行の利子負担が減少した。
銀行のバブルのツケを国民が背負い込むという事実を、
国民は全く気づいていないということ。
うーん。気づいてなかった。

今もゼロ金利のようなものだし、なぜ日本の銀行に預けるのだろう?
オーストラリアなら5%も利子が貰えるのだし。
銀行に勤める友人もたくさんいるから書きにくいけれど、
「利子」についてはそろそろ考え時かもー。

100万貯金があって、1000円か5万かってかなり違うし。
誰かよい方法があれば教えて!特に証券会社の人!

これ以上は、日本人は「自分でものを考えなくなった」、
「日本はポルトガルのような出稼ぎで稼ぐ国になる」
といういつもの説教をたれるので、読まなくておk。

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