【本】落日燃ゆ

星3つ
卒論やばいのに読んでしまったー。
さくっと読めます。

A級戦犯として処刑された広田弘毅(元首相、元外相)の伝記。

広田を主人公として、かなり詳細な会話まで記述してあるので、どこまでが事実か疑いたくもなりますが。

なぜ、広田弘毅は処刑されたのか。
開戦前後における外務省の停戦工作。と陸軍省の対立。
広田の日ロ、日米、日中交渉による停戦のための外交努力。
そして、広田の処刑に対する減免を望む国民、幣原喜重朗らの声。

この本によれば、極東裁判で文官広田は自らスケープゴートとなった。
同時に広田弘毅を別の視点で評価する本を読む必要があると思う。

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