チーフ・イノベーション・オフィサーとは?

アメリカでは、近年チーフ・イノベーション・オフィサーを置く自治体が登場しています。この役職の具体的な任務としては、自治体サービスの効果や効率を、ITなどの活用や、民間(NPOや自治会)・教育機関等との連携によって改善することにあります。例えば、サンフランシスコでは、チーフ・イノベーション・オフィサーのもとで、行政が抱える課題(例えば公共バスの運行の非効率性の問題)について、プログラマーを集めたコンテストを実施するなどしています。興味深いことに、効果としては、こうした具体的な社会問題の解決だけではなく、硬直的な役所文化にも変化があったという報告もあります。実はこのチーフ・イノベーション・オフィサー、今年から日本でも神戸市でも設置されました。神戸では、ITベンチャーの育成なども目指しているそうです。

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