【本】李陵・山月記

圧倒的星5つ

読後の清々しさ。
勉強に集中しきって、
無音状態になって、
ふと時計をみたら三時間たってた。
みたいな。

漢文調のリズムも気持ちがいい。
四字熟語って日本人には気持ちがいいものなんだろうねー

山月記は、中学校の国語でやって以来。
今の自分には、ぴったりの一冊。

「尊大なる羞恥心と臆病なる自尊心」

中学校では、この部分に線がひかれ、この意味を説明しなさい。
と、なっていて。
当時の自分は、文章の他の部分から、これを言い換える文章を見つけるという作業を繰り返していた訳。
今思えば、そんなことをしてたから、国語が好きになれなかったんじゃないか。
あーこんな文章が書けるようになりたい!

李陵と名人伝は、やはり山月記には劣る。。。。

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