【本】生活者革命―国家主義の終焉

もはや20年も前の本。
けども、アイデアの一つ一つが新鮮。
けどもけども、☆が二つなのは、ほとんどの内容を読んだ事あるから・・・・

題名は生活者革命ですが、他の点でこの本を評価するとすれば
・日米外交(80年代後半)
 本当に日米貿易摩擦が起きていたのか?データに基づいた彼なりの検証。日本による米国構造協議の利用、米国の思惑。単に日米双方の不信を煽るマスメディアとこうも違うのはなんでだろ。
 おもしろかったのは、日米の国会議員を10人くらい相互に代表として常に派遣すれば?って話。単なる思考実験にしても、この発想!!

・企業の国際化
 日本企業は、海外で働くと、日本のためと国威発揚する傾向がある。これは、例えば、中国人にとっては逆にその企業で働くモチベーションを
下げるんじゃない?という話。日本本社と世界本社でわけてこそ、優秀な人材を世界で確保できる。

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